お気楽カメラ
「雑に扱ってよいカメラ」って、大事だと思います。
shirofilmさんの記事:砂をかんだXC15-45mm レンズとの付き合い方
一部カメラ界隈で「師匠」と呼ばれる、shirofilm さんのブログ記事より。
砂をかんだ中古レンズを手にしてしまった、悲しみが記事にあふれています。
ただし、水濡れ覚悟で非防塵非防滴レンズを持ち出す勇気と開き直りには、憧れを覚えます。
結果として、「家族の楽しい時間を写すために、どこでも使えるレンズ」として、XCレンズが輝きを放っています。この「家族愛」、ブレないなあ。
以前にも、X-A1とパンケーキレンズ(XF18mm)で、水辺を結構果敢に攻めておられました。
それにしても、砂をかんだズームレンズとは、中古商品とはいえ明らかな返品案件に見えますが・・・。
私のお気楽カメラ
2011年に購入したコンパクトカメラ Panasonic LUMIX TZ20。
今の奥さんと。
防塵防滴でも防水でもありませんが、何ら気にすることもなく、沖縄やベネツィアの洋上にも持っていきました。
もしも、今10万円以上するコンパクトカメラを買ったら、こんな使い方ができるでしょうか。う~~ん。
今、そこそこ気楽に使えるカメラは、2016年に購入したLUMIX G8。
LEICA DGレンズ(15mm F1.7)とセットで使う場合が多いです。
同社のエントリー~ミドルクラスにG99、GX7mk3、GF10から見ると、LUMIX G8は型落ち機になりつつあるかもしれません。
ただ、他社製品を含めて「新しいお出かけ用カメラ」を物色することが多いのですが、なかなか購入に至りません。
・よく写る
・普段使いのカバンにつっこむことができる、ギリギリの大きさ
・握りやすいグリップと、手振れ補正機能があり、力まずに構えられる(大事)
・防塵防滴
・型落ち(LUMIX G9PRO、G99の登場によって)だから、なお気楽
これら「全て」を求めてしまうと、新しいカメラが選べないのですが。
LUMIX G8のキットレンズ「LUMIX G 12-60mm F3.5-5.6」と組み合わせると、カメラ・レンズともに防塵防滴になります。
ちょっとした雪遊びや、小雨の中でなら、安心して使えます。
海辺で使ったときは、流石に尻込みしましたが。
遊びで使ったあとは、拭き掃除をして乾燥させます。
「雑に扱ってよい」ポジションだとしても、「雑に扱いたい」わけではないです。
終わりに
「いつでもどこでも家族を写すことができるカメラ」として、
・高級コンパクトカメラ
・防水タフネスコンパクトカメラ
が挙げられます。
これらに加えて、
「どこにでも持ち歩きたい、お気楽カメラ」というのも、立派な選択肢でしょう。